令和5年12月21日、阪口の仲立ちで、NPO法人ビーフォレスト・クラブ」代表吉川氏との面談

令和5年12月6日代表質問に於いて、花バチを保護・回復するための県の取り組みについて質問をした。

その質問を深める意味で、令和5年12月21日、私の仲立ちで、NPO法人ビーフォレスト・クラブ」代表吉川氏との面談が行われた。

面談を終えて思うことは、課題の推進の為には、県の組織に対応する担当課が必要であること、また、適切な人材の登用が必要となる。

将来的には、県に昆虫保護条例のような条例の制定が望ましいと思う。

12月6日の代表質問の内容を掲載。

三つ目は、花バチを保護・回復するための取り組みについての質問です。

地球上の植物種の22万種、80%以上が他者による受粉を必要としています。その受粉を媒介する大きな役割を果たしているのが、花バチです。花バチなどのポリネーター(花粉媒介者)がいなくなると、木は実や種子を残せないために、それを食べる鳥や昆虫が生存するのが難しくなります。また、8割以上の植物種の存在や農作物に影響があると言われています。

奈良市にある「ミツバチ達と森をつくる」NPO法人ビーフォレスト・クラブ」代表吉川氏は、受粉の役割を担う花バチが国内はもとより世界的にも激減しており、食物連鎖や生物多様性の「核」となる、ミツバチを含む花バチの減少を一刻もはやく食い止めなければならいと危惧しています。

生物多様性の保全には、昆虫の保護が重要であり、昆虫の中の花バチの保護は、その中でも中心的な課題の一つであると考えます。

そこで知事に伺います。

二ホンミツバチを含む花バチは、国内・海外でも激減していると言われています。生物多様性の保全の観点から「花バチ」の保護、回復が必要と考えますが。