奈良県議政務活動費最高裁判所判決

上告受理は、認められなかった。主文1 本件を上告審として受理しない。

最初から受理されないのに、上告したのが不思議。

8件の係争中の政務活動費の裁判費用は、奈良県の負担(県議が払わない)。

大阪高裁平成29年(行コ)第31号の判決が確定(知事は、14議員に返還を求める事に)。

今後、大阪高裁の判決が、判決の根拠となることから、ほぼ、奈良県市民オンブズマンが勝訴していく事となる。

10年前に、石川弁護士と私が(元奈良県市民オンブズマン代表幹事)県議の政務活動費の住民訴訟をして、

奈良地裁で文書提出命令が出たが、大阪高裁で敗訴した。10年前と状況が大きく変化。

本日、奈良県市民オンブズマン一村代表(私の後任)と石川顧問弁護士とも電話でお話をした。

勝訴は、良いこと。裁判費用の負担も軽くなるし。私も、裁判費用の一部を負担。

明日、大立山まつりの裁判、後、国民文化祭ロゴマークの裁判は、見張り番・生駒が原告。

この裁判費用で、80万円程使っている。また、政務活動費の廃止の直接請求は、100万円程使った。

見張り番・生駒は、ほとんど私の議員報酬で対応している。

私は、本年政務活動費を辞退。既に約1,500万円を県に返還をした。今後も辞退を続ける。

世の中で、政務活動費を後払いにすれば、解決するような発言もあるが、そんな、たやすいものではない。

私は、10年前に、一度は、石川弁護士と奈良県議の政務調査費の訴訟。2度目は、本人訴訟で県議を

訴えた。今は、県議として8年。議員の実態がようくつかめる。外と内からみてきた。

結局、自分の行きついたところは、政務活動費の廃止だった。